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2008年8月14日(木曜日)

北斎のブレイクスルー

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 20時31分55秒

 
真剣に生きていればいるほど、さまざまな壁に直面する。
 
本気になればなるほど、自分の限界を思い知らされる。
 
だが、たやすく諦めてはいけない。
 
諦めてばかりいたら、
自分の居場所なんて、どこにもなくなってしまうだろう。
 
自分の限界は、こんなところじゃなかったはずだ。
 
この壁を乗りこえれば、またひとつ上達できる。
 
そのために、
いまできることを、とことんやってみよう。
 
たとえ、いますぐには乗りこえられなくても、
本気で挑み続けることで、明日へつながる道が見えてくるかもしれない。
 
いや。
 
その先にしか、道はないのだ。
 

「俺は駄目なんじゃないかと悩むときが、
  実はその道の上達するときなのだ」 葛飾北斎
 
 
逃げ道は、どこにもない。
 
だからこそ、本気になれる。
 
限界を痛感しているときこそ、
不敵に笑って、自分を超えてやろう。
 


2008年7月21日(月曜日)

奥義『猫の妙術』

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 01時05分27秒

 

「自分を意識するから敵があるのであり、自分を意識しなければ敵もない。敵というものは、もともと対になる二つのものの片方の現れで、陰陽や水火といった象徴的な対構造と同じものである。およそ、形のあるものは、すべて、こういった対構造をしている。したがって自分の心ち(意識するところ)がなければ、対立するものはない。対立するものがなければ当然争うことはなにもない。これを敵もなく、自分もない、というのである。
 対立する物も、自分も、ともに忘れて深くやすらかにして、一切の妄念をなくした時は、すべてのものが調和して一つになっている。このとき敵を倒すと、それは自分で倒したという意識はない。というより、ただ自然の流れのなかで自然に動いたというだけであろう。このように心が深く静かで、一切の妄念が消えている時、全世界は自分であり、自分が全世界である、という心境になっているものだ」。

 

                                       佚斎樗山「猫の妙術」

2008年2月27日(水曜日)

雨ニモマケズ

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 23時28分16秒

 

   雨ニモマケズ
   風ニモマケズ
 
   雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
 
   慾ハナク 決シテ瞋(イカ)ラズ
   イツモシズカニ ワラッテイル
 
   一日ニ 玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
 
   アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
   ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
 
   野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱(カヤ)ブキノ小屋ニイテ
 
   東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
 
   西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
 
   南ニ死ニソウナ人アレバ 行ッテコワガラナクテモイイトイイ
 
   北ニケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイイ
 
   ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ
 
   サムサノナツハ オロオロアルキ
 
   ミンナニ デクノボートヨバレ
 
   ホメラレモセズ
   クニモサレズ
 
   ソウイウモノニ
   ワタシハナリタイ

 
                        宮沢賢治「手帳」より

 


2008年2月21日(木曜日)

しあわせってなんだろう?

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 17時30分59秒

 

「真の幸福は、外部の状況に左右されるものではない。
 幸福の泉水は、心の中から湧き出るものである。
 人が幸せを感じる、いわば幸福感といったものは、
 思考や感情の内側から湧き出てくるものだ。
 いつまでも幸福でいたいなら、自分の心を養わなくてはならない。
 興味深い考えやアイディアで心を満たさなくてはならない。
 なぜなら空虚な心は、幸福ではなく快楽を追い求めるからだ。」
 
ウィリアム・L・フェルプスの言葉
(1865−1943:米国の教育者・文芸批評家であり、イェール大学教授も務めた)

 
「いつまでも幸福でいたいなら、
 自分の心を養わなくてはならない。
 なぜなら空虚な心は、
 幸福ではなく快楽を追い求めるからだ」
 
簡潔で、いい言葉だ。
 
ウィリアム・フェルプスは、イェール大にも招かれていたくらいだから、
たぶんフリーメイソンやスカルアンドボーンズなんかの秘密クラブとも、
多少のつきあいがあったんだろうけど、
きちんと物事の本質はおさえていたようだ。
 
日本で欧米のクラブ社会の手下をやっている連中は、
この程度の基本さえ承知していない恥知らずが多い(笑ぃ)
 
快楽としあわせというのは、両立することは難しく、
むしろ相反することの方が多い。
 
そして快楽というのは、
あきやすいという性質をもち、そのためにエスカレートしていく一方で、
いつになっても満たされるということがない。
 
そんなもののために、しゃかりきになって、どうするというのだろう?
 
フェルプスも言っている。
「空虚な心は快楽を求める」と。
 
空っぽの人間ほど、あれやこれやを欲しがるものだ(笑ぃ)
 
そこから抜け出すには、
「自分の心を養う」しかない。
 
そのために必要なのは?
 
フェルプスが答えを書いてくれている。
 
「興味深い考えやアイディアで心を満たさなくてはならない」
 
でも、これだけじゃ不充分かもしれない。
 
「興味深い考えやアイディア」を、
大切な人たちと分かちあいながら、
少しずつでも実現していくという姿勢が、
いまわたしたちに強く求められているのではないだろうか?
 


2008年2月19日(火曜日)

ヒクソン・グレイシーという男

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 16時07分30秒

 
いまから十五の年ほど前、アメリカのデンバーにて、
UFC〔アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ〕という大会が開催された。
 
当時のUFCというのは、その名が暗示するように、
『なんでもありの過激なケンカ大会』のようなものだった。
 
この第一回トーナメントには、米国を中心に八名の選手が参戦していた。
 
ジェラルド・ゴルドー(オランダ出身 キックボクシング)
ケン・シャムロック(アメリカ出身 パンクラス)
といった日本では有名なプロ格闘家も参加して、注目を集めた第一回UFC。
 
この両者を破って優勝をおさめたのが、
当時無名だったホイス・グレイシーだった。
 
ホイスは、プロの格闘家としては痩せ形で、
身長こそ180センチ以上あるものの、体重は当時70キロ台だった。
 
この体格で、
100キロを超す大型外国人選手が集う、
無差別級のトーナメントを制したのだから、
「どんな人物なのだろう?」と陰謀王子も興味をだいた。
 
それも、参加選手の多くが派手な外傷を負っていく中、
ホイスは無傷での快勝ばかりである。
 
調べてみると、
グレーシー家というのは、ブラジル出身の柔術家一族で、
ホイスは売り出し中の選手だという。
 
第一回UFCのビデオが発売されたので、
さっそく見てみると、
ホイスの技術は想像していた以上に無駄のないものだった。
 
相手の一瞬の隙をついた高速タックルから、
流れるように後方に回り込んでのテイクダウン。
 
体を密着させたまま、寝技で相手の背後をとり、
最後はチョーク・スリーパーでギブアップを奪う。
 
当時の参加選手に、いくら寝技の技術が浸透していなかったとはいえ、
あそこまで完璧に勝利するのは、単純にすごいと呻らされたものだった。
 
大会の様子を見ていて、
もうひとつ、驚かされたことがあった。
 
ホイスのセコンドについていた人物の存在感に、である。
 
年の頃は、そのとき三十代なかばくらい。
 
浅黒く精悍な顔つきと体つきをしていて、
やけに首が太く、姿勢や物腰も美しく、隙がない。
 
「あの男は誰なんだろう?」
 
その男こそが、一族最強の男、
ヒクソン・グレイシーだったのだ。
 
その後のヒクソンの活躍は、
武術愛好家や格闘技ファンなら知るところだろう。
 
多くの日本人有名プロレスラーや格闘家が、
ヒクソンの前に呆気なく破れ去っていった。
 
ヒクソンの寝技の技術というのは、
ずば抜けており、現在でもトップクラスといっていい。
 
「勝てる相手としか闘わない」と揶揄されるが、
それも真剣勝負の世界では当たり前のことで、
そのあたりにもヒクソンという男の凄みや奥深さを感じる(笑ぃ)
 
ヒクソンの魅力は、試合にのみあるのではない。
 
『グレイシー・ダイエット』という一族独自の食習慣や、
長年にわたる弛まざるトレーニングにこそ、
陰謀王子としては強く目を惹かれた。
 
ヒクソンの元細君であるキム夫人は、
かなりのオカルティストだったようで、
そのあたりもおもしろい(笑ぃ)
 
(キムさんは、ヒクソンの試合前に、
 あやしげなお祈りや儀式みたいなことをよくやっていたそうだ)
 
(これぞ、グレイシー呪術! なんちて……笑ぃ)
 
日本で目覚ましい活躍をなしたヒクソンだが、
その後、愛息を事故で失い、傷心の日々を送ることになる……。
 
このあたりにも、
『勝ち逃げ』が許されないという、
『勝負事』の世界ならではの厳しい因果応報が垣間見える……。
 
いまでは、キム夫人とも離婚し、
すっかり顔つきも変わってしまったヒクソンおじさん。
 
だが、それもまた、
ヒクソン・グレイシーという名のドラマのワンシーンに過ぎないのだろう。
 
これから先、ヒクソンがどうなっていくのか?
 
同じ武の道を歩むひとりとして、
陰謀王子も柔術の生まれ故郷から遠く見守っていきたい(^o^)
 
 
 おまけ
 
ヒクソン・グレイシーによるスワイショウの動画
http://tirmun.net/x_movie+x_movie_view.cid+0+lid+1.htm
 
体の柔軟さこそが、ヒクソン最大の武器である。
 
こうして上半身裸になり、
背中を強く叩くことで、
老廃物や『悪い気』なんかを排除していくという効果もある。
 
武術愛好家だけでなく、
どなたにとっても参考になるので、ぜひご覧あれ。
 


2008年2月4日(月曜日)

天使の骨を手に入れよう(スワイショウ)

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 15時31分28秒

 
天使の骨とはなんぞや?
 
それは肩甲骨のことである(^o^)
 
現代人はデスクワークをする時間が長いので、
肩甲骨の周辺の深層筋〔インナーマッスル〕が硬くなって、
たいていの人は猫背ぎみになっている。
 
おまけに今冬は、寒い日が続いて、
運動不足になっている人も多いだろう。
 
そこで今回は、肩甲骨を柔らかくし、
体幹部のバランスを整え、眠っているインナーマッスルを目覚めさせる
『スワイショウ』という運動を紹介しよう。
 
スワイショウは『掌を振る』というような意味の中国語。
拳法や気功の基本としてはポピュラーなもので、
手軽にできる上に効果も高いので人気がある。
  
スワイショウをやり込んでいくと、
まず眠っていたインナーマッスルが目覚め、代謝が活発になる。
 
具体的には、下腹の内部(丹田)と、肩甲骨の内側がほぐれてきます。
 
背中側の『褐色脂肪細胞』も目覚めてくるので、、
汗をかきやすくなり、すぐれたデトックス〔排毒〕効果もあります。
 
腕を振る遠心力によって、
指先まで血液や体液がめぐり、神経系も開いてくる。
 
スワイショウを続けていれば、
体のゆがみもとれて、背筋もまっすぐになる。
 
肩甲骨も自由に動かせるようになり、
いつの日か、翼が手に入るやもしれません(笑ぃ)
 
スワイショウについて、
図解つきのすばらしいページがあったのですが、
残念ながら元のサイトが消失してしまったようなので、
ここに無断で全文を転載します。
 
(このサイトの制作者の方、
  またはお知り合いの方がいらっしゃいましたら、
   ティルムン・ネットまでご一報ください)
 
 

身体のバランスとバランス回復体操

<身体はバランスを取りたがっている>

あなたは寝相が良い方ですか?子供の頃は今と比べてどうでしたか?ぐったり疲れた徹夜明けの日、寝る前と起きてからと同じ体勢でしょうか?寝ると疲れが取れ、元気になるのは当たり前と受け止められがちですが、寝てる間に自然治癒力は大活躍中なんです。子供はみな、寝相が悪いものです。その日の身体の歪みを寝ながら治してしまいます。
大人でも疲れが溜まると寝相が悪くなったりします。大いに結構。大人しく寝られる方が治癒力の働きが鈍くなっています。
でも、家族と一緒だと大いに寝返り打ちながらゴロンゴロン出来ないですよね。
なら、バランス回復した後、大の字でグッスリ寝られたら良い訳ですね。それでは自分の治癒力を高め、身体の疲れが取れ易い体質になる為の簡単な体操をあれこれご紹介してみましょう。

<スワイショウ 1>

中国の気功法の一つですが、向こうでは気功法が朝の公園の名物のように思われがちですが、これも結構行われています。ごろりと寝転んだ姿勢でTVを見るのも楽チンですが、たまにはその時間を(飽きたら元の体勢に戻ればいいのですから)立って手をぶらぶらさせながら過ごしてみて下さい。
肩幅位に立ち、膝を緩め、両手を脇にだらんと垂らした所からスタートです。前後に軽くブラブラさせます。肩の力を抜き、好きな振幅でひたすらブラブラ。そのうち肩がほぐれ、もっと振幅が大きくなるかもしれませんが、後は全て身体任せです。身体が振りたいように両手を前後にブラブラ。自分の意志で制御しません。身体が満足すれば自然に振幅が小さくなり止まります。
重心はこの時つま先側と踵側に交互に行ったり来たりしますが、踵を床から離さないようにします。血圧が高い方、貧血の方は長時間やると頭が眩みますから、最初はホンの2〜3分で止めておきましょう。ここらで止めたいという時は、意識的に振幅を小さくして、余韻を残しながらゆっくりと静止しましょうね。

とはいっても、身体任せだと自分の自由時間内に終わればよいけれど、来客があったり、電話が鳴ったりした場合はしょうがありませんよね。出来るだけ徐々に振幅を小さくして終了しましょう。
両手を後ろに放り投げるイメージで行いましょう。後ろ側で両手が広がり気味になりますが、慣れたら少し真後ろ方向へ放りましょう。

<スワイショウ 2>

お前さんが見たのは、こ〜んな顔かい?ってむじなかい! さて、1の動作に慣れ、「気持ち良い、もっと続けたい」と思うようになったら、応用で捻りを加えてみましょう。
1と同様に自然体で立ち、肩と腰を左右に捻じりましょう。踵は浮かないように確りと床につけて。これも最初は小さく、後は身体任せ、イメージはデンデン太鼓です。両手が、身体に纏わりついて本当にデンデン太鼓のように身体を軽くまたは激しく叩きますが、この場合は気持ち良い筈です。叩く事で血行が良くなり、鬱血していた部分にきれいな血液がまわり出します。早さも身体任せです。早い方が良い場合、遅い方が良い場合がありますが、身体が一番良く知っています。身体を信じて好きな様にデンデン(?)させましょう。しなくてもいいですしね、身体が捩れるだけで気持ち良いですから。1,2とも身体の歪みが修正されます。一番手軽で長続きしそうですよね。終わった後、「ほーっ」とする程呼吸も変わっている筈です。「長息(ながいき)」に。
止める時は1の様に余韻を残しながらゆっくり。
効果としては、1の前後の動きで肩凝り、背中の痛み(背痛)、首の凝り、重心の調整等々。
2の動きは更に腰痛(骨盤調整)、膝、足首等各関節の調整に良い動きです。

<自発動>

スワイショウをやっているうちに、自分の意志とは関係なしに何やら身体が勝手に動き出し、止まらなくなったり動きが激しくなったりする事があります。
慌てなくても大丈夫です。自然治癒力が自分の身体に必要な動きをさせています。充分やり切ると自然に止まります。
チャンスと思って身体を信じて任せましょう。
これを自発動と呼びます。
自発動を効果的に行う運動があります。「野口整体」創始者、野口晴哉氏の『活元運動』がそれです。
これもヨガ道場時代に体験し、とっても身体が喜びました。
今でも何らかの治療院で施術される時、勝手に自発動が起こる事がしょっちゅうある為、ちょっと困る事も・・・。
一人でやる方法、二人でやる方法もあります。敏感な方だと事後すぐに反応が現れ、排毒し始めたりもします。
私は生欠伸や、げっぷが出易いです。今やげっぷが私の自発動のようになっています。あちこち自分の身体を指圧し始めるとすぐに出ます。その後涙になって出易いので、自室で一人泣いている事があります(笑)。激しい時はげっぷから更に吐き気になり、おえーっなんてやっているので、悲しい事に人に見られたら物凄い変人だと思われそう。でも、出終わると身体のどこかの緊張がほぐれて、必ず楽になります。ほっとしたように呼吸が楽になっているのに気付きます。
施術されると手が勝手にパタンパタン動き出します。ニギニギしたり、指がピクピクしたり。「うわぁ、身体が喜んでいる!」そんな感じがします。
身体はどうすれば自分が回復するか、良く知っています。信じて委ねることが出来れば必要な時に自発動が出るようになります。

<活元運動>

野口整体の野口晴哉(のぐちはるちか)先生の生み出した体操法です。これも自発動を促す一風変った方法でしょう。
とても気持ち良く、身体が勝手に自分のバランスを取り始めます。くしゃみや鼻水、涙が流れる方もいらっしゃいますが、身体が緩み、二酸化炭素や不要な邪気を吐き出す為に起こりますので、アレルギーの方は薬で止めない方が良いです。
身体はどうすれば自分が良くなるかを知っています。身体がしたい様にし続けるので、赤ちゃんのでたらめ運動のように、動きに予測がつきません。
私もヨガ道場時代に体験し、とても気に入り自分の受け持ちクラスでも月に一回は取り入れていました。シンセサイザーミュージックや、ヒーリングミュージックをかけながらやると、更に自発動に入り易くなりました。
独りでやる方法、二人で行う方法があります。体操法に慣れた方なら、独りでも大丈夫かと思われます。但し、四畳半位の何も無いスペースが最初は必要かと思われます。ごろごろ転がったり、寝返ったり、手足があちこちにバタンバタン動き出します。
 

2008年1月29日(火曜日)

『今回の朝青龍と白鵬の取り組み』について

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 14時34分06秒

 
掲示板に『今回の朝青龍と白鵬の取り組み』について、
『八百長』なのではないかという指摘が寄せられていたので、
この場を借りて陰謀王子の見解を述べます。
 
今回の朝青龍と白鵬は、同郷同士の対戦だったので、
お互いに『気をつかう』といった場面が、たしかに見受けられました。
 
たとえば、立ち合いひとつをとってみてもそうです。
 
大相撲では常識ですが、
激しい突きや張りを多用するのは、
規定では許されていても、一種の禁じ手となっています。
 
現在の大相撲は一場所十五日の長丁場ですから、
怪我を防ぐためという見方もできますし、
突きや張りに頼らなくても実力の優位は示すことができ、
その方が『品格』のある相撲が取れるという暗黙の了解もあるようです。
 
また、相撲にかぎらず、興業の世界では、
『片八百長』というのが、ひとつの慣例になっています。
 
(このあたりには、
 賭博やヤクザなんかも絡んでくるので、また機会をあらためて……笑ぃ)
 
幕内の力士は、何場所も定着することが多いので、
『星の貸し借り』といった悪しき慣習も残っていたりします。
 
あと一勝すれば勝ち越し……というときなどに、
対戦相手から勝ち星を借りておいて、
別の取り組みで『わざと負けて星を返す』といったようことが、
これまでにも数多く行われてきました。
 
朝青龍と白鵬の今回の一戦についてですが、
そのような『あからさまな八百長』はなかったというのが私見です。
 
ただ、朝青龍は長期休場で実戦の勘が戻っていなかったこともあり、
『とことん本気になって負けて自信を喪失』するよりも、
派手な吊り上げなどで見せ場だけはつくっておいて、
『次回の対戦につなげた』という印象は強く受けました。
 
朝青龍ことドルジとしては、
「ひさびさの本場所はきついな! 腕の筋肉がぱんぱんだよ!」
と内心では一杯いっぱいになりながらも、
「白鵬、わかってるだろうな? 次の場所では俺が勝たせてもらうぞ!」
と無言の圧力をかけておいたのではないでしょうか(笑ぃ)
 
単純な勝ち負けだけでなく、
そういった両者の心理戦にまで目を向けると、
大相撲にかぎらず、勝負事というのも、
ますますおもしろく観戦できるようになるでしょう。
 
長い目でみれば、
『負けるが勝ち』ということも意外と多いのが、
わたしたちの生きている摩訶不思議な世界でもありますね(^o^)
 


2008年1月28日(月曜日)

朝青龍と白鵬

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 17時46分31秒

 
横綱同士の優勝決定戦は、
両者の自力がぶつかり合う、近年まれにみる好取組だった。
 
(立ち合いは“慎重過ぎ”たが、
  これは怪我を防ぐためにも、
   取り組み数の多い現代の大相撲では致し方ないのだろう……笑ぃ)
 
モンゴル出身の上位力士は、
基本がしっかりしていて、全身の協調性がすばらしい。
 
いまの日本の力士と比べてみると、
姿勢のよさや、全身の筋力のバランスのよさが、ひと目で見てとれる。
 
日本の力士は通常、
腹を大きくすることによって、低重心を保つ。
 
これだと、たしかに重心は落ちるが、
素早い動きが難しくなる。
 
その点、朝青龍などは、
背中や肩まで満遍なく鍛えて、
体操選手やバレリーナのような身体感覚で闘っている。
 
立ち合いの踏み込みの瞬間など、
フライ級のボクサーと同じスピードで移動しているほどだ。
 
(これを可能とするのが『肚』の強さと『すり足』で、
  こうした身体操作が、突き押しの重さや、
   投げをうつ際の安定感にもつながってくる)
 
朝青龍や白鵬は、
幼少時からモンゴル相撲の厳しい稽古を今日まで継続してきている。
 
それが、しっかりとした土台となって、彼らの相撲を支えているのだ。
 
(それに引き換え、日本の力士たちは、
  中途半端に豊かさを知ってしまったからか、
   “とことん鍛え抜く”という意識が消失してしまったのかもしれない)
 
(また、大相撲に日本の若者たちが、
  そこまでする魅力を感じていないというのもあるだろう)
 
蒙古系の強さの土台には、
骨格が大きいという要素もある。
 
ロシア人などもそうだが、寒冷地に適応した種族というのは、
体温を維持するために、体が大きくなる傾向が強い。
 
そして、この寒さが精神力を鍛える。
 
朝青龍や白鵬は、
頭の回転も速く、高度な戦術もそなえている。
 
今回の取り組みなどは、
将棋の名人戦のような駆け引きが随所に見受けられ、
非常におもしろかった。
 
結果、体の柔軟さと持久力で勝る白鵬に軍配が上がった。
 
朝青龍は長期戦線離脱したツケを、
さぞかし今回の敗北で痛感させられたことだろう。
 
ところで、
この横綱ふたりの名前に注目してみてほしい。
 
『龍』と『鵬』である。
 
両者の四股名が並んでいるのを見て、
ふと思い浮かんだのが、
三国志でも有名な『蜀』と『魏』という国だった。
 
蜀〔しょく〕は、龍をシンボルとしている。
 
魏〔ぎ〕は、鵬〔おおとり・鳳凰‐ほうおう〕をシンボルとしている。
 
青龍と鳳凰(朱雀‐すざく)といえば、
東西南北をつかさどる四神としても知られている。
 
相撲というのは、そもそも、
神への祈りをささげるための祭事でもあった。
 
そうしてみると、この二人の横綱の四股名も、
なにやら意味深に思えてきはしないか?(笑ぃ)
 
両横綱のバックには、
魏や蜀の時代から連綿と続く勢力の支援があるのかもしれない……。
 
大陸や半島での歴史的な出来事が、
この日本という国に波及する例なら、
これまでにも幾度となくあったのだから。
 


2008年1月20日(日曜日)

宮本武蔵に学ぶ(笑ぃ)

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 14時09分36秒

 
宮本武蔵のすごさは、
その戦歴や剣術の技量にのみあるのではない。
 
五輪の書という書物を残したことこそが、
じつは武蔵の最大の功績ではなかろうか。
 
なかでも『独行道〔どっこうどう〕』には、
現代社会をよりよく生きぬくための智慧が集積されている。
 
 

    独行道
 
 一、 世々の道そむくことなし
 一、 身に楽しみをたくまず
 一、 よろづに依怙の心なし
 一、 身をあさく思、世をふかく思ふ
 一、 一生の間よくしん思わず
 一、 我事におゐて後悔をせず
 一、 善悪に他をねたむ心なし
 一、 いづれの道にも、わかれをかなしまず
 一、 自他共にうらみかこつ心なし
 一、 れんぼの道思ひよるこゝろなし
 一、 物毎にすきこのむ事なし
 一、 私宅におゐてのぞむ心なし
 一、 身ひとつに美食をこのまず
 一、 末々代物なる古き道具所持せず
 一、 わが身にいたり物いみする事なし
 一、 兵具は各別、よの道具たしなまず
 一、 道におゐては、死をいとはず思ふ
 一、 老身に財宝所領もちゆる心なし
 一、 仏神は尊し、仏神をたのまず
 一、 身を捨ても名利はすてず
 一、 常に兵法の道をはなれず
 
   正保弐年
     五月十二日        新免武蔵
                    玄信(在判)


 
この独行道、あなたはどのくらい守れているだろう?
 
いまの時代に、ちゃんと守れてる人は、
これからの世を引っぱっていく人材になってくれそうだね(^o^)
 


2008年1月14日(月曜日)

肚で考え、肚で動く

カテゴリー: - 陰謀王子 @ 06時57分15秒

 
わたしたち現代人は、あたまで物事を考えるくせがついている。
 
でも、頭でばかり考えていると、
もっと頭のいい連中に裏をかかれて、
ていのいいように利用されるだけになってしまいがちだ(笑ぃ)
 
そうならないように、古来より日本には、
『肚〈ハラ〉で考える』という文化があった。
 
『肚が据わっている』とか『肚を割って話す』という、あの肚である。
 
剣術などでも、この肚は、
臍下丹田として重要視されてきた。
 
(臍下丹田=せいかたんでん。
  臍下三寸にあるとされ、
   ヨガでは、なんとかチャクラと呼ばれている……笑ぃ)
 
人間は、手足だけで動くと、
技も軽くなり、バランスも失いがちになる。
 
だからこそ、肚を意識することで、
心身の統一をはかり、自然の法則と一体になるように心がけてきたのだろう。
 
(頭脳というのも、
  そうしてみると手足と同じで、
   ある意味では末端に過ぎないのかもしれない……笑ぃ)
 
日本の転換期に活躍した人物たちは、みな一様に肚の力で行動した。
 
大きな決断を迫られるときはもちろんのこと、
わたしたちの日常生活においても、
肚を意識して行動することによって、
さまざまな効用が得られることだろう。
 
肚を意識する簡単な方法は、
日本の伝統を大切にすること。これにつきる。
 
正座をしたり、
畳の上での常住坐臥に気をくばることで、
肚がしっかりして、姿勢やたたずまいも整ってくる。
 
鼻緒のついた草履やサンダルを履いて、土の上を歩くのもよいだろう。
 
肚が発達することで、
人類は二足歩行が可能となり、進化を遂げたのだ。
 
その肚を忘れ、
あたまばっかり使っていると、
ずる賢い連中にだまされて、
猿回しのお猿さんのように踊らされることになる(笑ぃ)
 
日本のみんなも、もうそろそろ踊らされるのにも厭きてきただろう。
 
肚を取り戻すときは、いましかない。
 


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