陰謀は存在するか?
わたしも陰謀王子を名乗っているからには、
このあたりで陰謀についても語っておくべきだろう。
陰謀とは、なんであろうか?
陰に隠された謀りごとのことである。
人間のように複雑な思考能力をそなえた生き物は、
群れをなして社会を形成していく過程で、
さまざまなことを思い描き、ときに画策していく。
それらは、いずれも未来へ向けた謀りごとであるため、
規模が大きくなったり、実現するまでの期間が長くなればなるほど、
当事者以外には全貌がつかみにくくなってくる。
謀りごとをくわだてる当事者が、
高度な戦略であるとか、巨大な権力や影響力を有している場合、
その全容を一般層が知るのは、ますます容易ではなくなってくるだろう。
ここに陰謀が生まれる余地がある。
たとえばの話だ。
あなたが《世界の実質的な支配層》の一員だったとしたら、
どういった未来を望むだろうか? どのような謀りごとをめぐらすだろうか?
そのあたりから、まずは想像力を羽ばたかせてみよう。
あなたが支配者なら、
自らの権力を万全のものとするため、
敵対する勢力を追い落としたりするかもしれない。
しかし、次から次へとあらたなる敵が現れ、
いずれは自らの権力基盤がくつがえされることもあり得る。
だから、もう少し高度な戦略を練らなければならない。
敵を取り込むことで、自らの勢力を拡大させる、
という戦略である。
世界の実質的な支配層は、
最強の勢力を有するだけでなく、
それに次ぐ勢力をも手なずけようとする。
(もしくは、積極的にナンバー2の勢力を育てあげていく)
こうすることで、ほぼ完全に各業界・各分野を抑えることが可能となる。
人間というのは、哀しいかな、
『巨大な勢力が敵対してトップ争いをしていると、そのどちらかに取り込まれてしまう』
という性質をそなえているからだ(笑ぃ)
(トップ争いが、ただの演出に過ぎなかったとしても、
それを見抜けるのは、ごくごく一部の勘のよい人間だけである)
欧米の主要国が、こぞって二大政党制を採用しているのも、
こうした人間の特性を利用した顕著な例といえるだろう。
(右翼 vs 左翼、資本主義 vs 共産主義、なんていうのも同様の仕組み)
これを『双頭戦略(双頭戦術・双頭作戦)』という。
双頭戦略によって、大多数の人々を取り込んでしまえば、
あとは烏合の衆なので、恐るるに足らず。
支配層は安泰である。めでたしめでたし(笑ぃ)
だが、本当にそうだろうか?
もしかしたら、裏切り者が現れるかもしれない。
英雄……なんかが現れちゃったりして、
革命……なんかが起きちゃったりするかもしれない。
それゆえ、世界の実質的な支配者は、
常に目立たない場所にいて、敵をつくらないポジションを確保する。
その上で、陰から謀りごとを張りめぐらして、
影響力をそなえている人物や組織をマークしていたりする……かもしれない。
(これに関するおもしろい実話なんかも多々あるのだが、
おもしろすぎて少々もったいないので、いまはまだ書くのはやめておこう……笑ぃ)
う〜ん(^o^)
こうやってみると、
人が想像力をそなえ、未来を思い描く存在であるかぎり、
陰謀があって当たり前なのだ、
ともいえそうだな〜。
時代が進み、社会が発展していくほど、
陰謀も大げさになっていくのは、もはや必然なのかもしれない。
とはいえ、陰謀というのも、
考えようによっては、そう悪いものばかりではなさそうだ。
いくら支配層が謀りごとをめぐらそうと、
わたしたちには意識や意志というものがあり、
自らの考えによって、これからどうするのかを選びとっていけるのだから。
謀りごとがあるからこそ、
それを先読みして、よりよい生き方を模索することだって可能なのだ。
支配層には、支配層なりの役割や責任というのもあるだろう。
わたしたち市井に生きる健全な人々には、そこまで重大な責任というのはない。
むしろ、彼らのようにしばられていない分、
無限に近い将来の選択肢があるともいえる。
未来を思い描けばこそ、
さまざまな進歩や発展や成長のきっかけがある。
そこに希望が生まれることもあれば、
陰謀が生まれることこもあるということだろう。
世界は陰謀に充ちている。
問題は、
それにあなたは気づいているか?
そして気づいた上で、
これからどうしていくのか? ということではないだろうか。
かくいう陰謀王子も、
その陰謀とやらをくわだてている……のかもしれない(笑ぃ)
何をたくらんでいるのか?
それは内緒。だって陰謀だから(笑ぃ)
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