通り魔事件と《闇の組織》
『秋葉原通り魔事件』について、少々補足しておきたい。
本稿の内容は、いつもにも増してオカルトめいてくるので、
そういうのが嫌いな人は、読み飛ばしてほしい。
今回の事件は、
七年前の『池田小児童殺傷事件』と同じ日に起きた。
犯人である宅間守は、
それ以前にも軽犯罪を繰り返しており、
公安筋からもマークされていた。
『アキバ通り魔事件』の加藤智大も、
ネット上の掲示板に犯行予告を繰り返していたため、
公安筋からマークされていたであろうことは、前回も述べたとおり。
この符合は、たんなる偶然ではない。
あまり一般には知られていないが、
公安や諜報関係のネットへの傾倒というのは、ものすごいものがある。
情報を分析するのが、彼らの職務の基本であり、
その情報戦の主舞台といえば、
いまや完全にインターネットに移り変わっているのだから、
それもまた当然といえば当然なのだが……。
公安関係者が、一般市民をマークする際の法則というのが、いくつかある。
・不審な行動や、軽犯罪を繰り返している
・ヒマとカネを持てあましている
・おかしな趣味や性行をもっている
・政治・思想・宗教などにのめり込んでいる
・精神科への通院歴がある
こういう人物が、まっ先にマークされる。
これらに該当する人物を、公安は監視対象にして、
『泳がせて』様子を見る。
泳がせる……だけではない……かもしれない。
場合によっては、なんらかのかたちで、
監視対象を『利用』することだってあり得るだろう。
『模倣犯』という用語がある。
犯罪におよぶ人間のありがちな心理のひとつに、
『人まねをする』『オリジナリティがない』
といった特徴がある。
今回の加藤智大にも、その特徴がぴたりと当てはまる。
人込みに車で突入し、刃物を振り回すという犯行手口は、
九年前の下関での通り魔殺人と同様である。
また今年の三月には、
土浦で指名手配中の男が、八人を殺傷したばかりだ。
公安や諜報というのは、心理戦のプロでもある。
『模倣犯』の心理を把握した上で、
監視対象が事件を起こす『X day』を読み切ることだって不可能ではない。
それどころか、
『X day』を確実なものとするために、
さまざまな『工作』をしかけることだって、ないとはいえない……。
(こうした工作になると、
公安よりも深部に位置する《闇の組織》の出番になってくるか……)
《闇の組織》は、
人々の『悪しきエネルギー』を活用する。
それによって、影響力のある事件を『演出』し、社会の動きを方向づけていくのだ。
宅間守も、加藤智大も、
『悪しきエネルギー』にとらわれたため、
《闇の組織》に利用された……。
(加藤智大が逮捕時に、
「自分は暴力団員だ」と自供していたようだが、
闇組織の手下であるという時点で、それは嘘ではなかったともいえる)
闇の組織の生贄とならないためには、
『悪しきエネルギー』にとらわれないことが肝腎だ。
『愚痴』や『怒り』や『不平不満』は、
《闇》の大好物でもある。
《闇》は『捕食対象』を増やすために、
意図的に『不況』や『格差』や『戦争』を生みだすことだってあるのだから……。
だが、おそれることは何もない。
いつまでも《闇》が蔓延することなどありはしない。
強く濃くなり過ぎた《闇》は、
やがて《光》に払拭される。
闇に飲み込まれなければ、
じきに光がさしてくるよ。
すべては、この繰り返しなのだから。
いちばん暗いときを過ぎたら、
もうじき夜明けが待っている。
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