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2008年8月17日(日曜日)

過去と未来のはざまで

 
お墓参りに行ってきた。
 
蝉しぐれの中、
線香をたてて、しばらく黙祷をささげていると、
不思議と真夏日の暑さを忘れていた。
 
過去があるから、現在がある。
 
先祖があったからこそ、いまのわたしたちがある。
 
そのことに、あらためて思い至ったような気がして、
ただただ感謝するばかりだった。
 
いつもは墓前で、
家族や身近な人々が健康であるように、
自分の仕事がうまくいくように、と願う。
 
それが今年は、
「ありがとうございます」という思いだけしか浮かんでこない。
 
照りつける太陽の下、
自分の影が、濃く短くのびていた。
 
それを見ていると、
先祖から代々受け継いできた命の尊さに、
軽いめまいすら覚えるようだった(笑ぃ)
 
いま、わたしが、こうして、ここにいるのは、
当たり前のことではないのだ。
 
三界という言葉がある。
 
過去と現在と未来をあらわすという。
 
過去があるから、現在があり、
現在をいかに生きるかで、未来もまた決まっていく。
 
先祖に感謝できないうちは、
生命のありがたさもわかるまい。
 
それに気づけば、
己がこれから先、何をすべきかも、自ずとわかってくるような気がする。
 
生命の尊さに思い至れば、
一過性の風潮に流されたり、
わけのわからない劣等感などに嘖まれることだってなくなるだろう。
 
延々と続く過去と未来のはざまで、
いまを生きるわたしたちの使命というのは、あまりにも大きい。
 
そのことに気づいている人が、いまの日本に、
いったいどのくらい存在しているのだろうか?
 


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