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2008年3月20日(木曜日)

畠山鈴香と林真須美の背後に広がる『闇』

 
3月19日、畠山鈴香被告に無期懲役の判決がくだされた。
 
この事件の初期報道を追っていたとき、
陰謀王子は数年前に起こった『和歌山カレー事件』を思い起こしていた。
 
これらの事件は表向き、
『世間一般とはどこかずれた女性による凶悪犯罪』として、
センセーショナルな報道が繰り広げられていた。
 
だが、そうした報道の背後に、
ただならぬ緊迫感を、陰謀王子は感じとっていた。
 
林真澄美や畠山鈴香の姿がTVに映し出されたとき、
そこに常人とは違う雰囲気を、わたしは察知してしまったのだ。
 
たとえるなら、
それは『闇』の匂いといってもよい。
 
畠山鈴香には、どこか『ドラッグ』の匂いがしたのだ。
 
それも、かなり凶悪なドラッグである……。
 
(おそらくは覚醒剤か、それに類する強い薬物だったであろう)
 
畠山鈴香は、そうしたドラッグのバイヤーではなかったのか?
 
また、畠山の周囲では、
ドラッグによって中毒者を取り込み、
人身売買に近いことが行われていたのではないか?
 
このあたりは、わが日本国でも、
相当に深いタブーになってくるだろう。
 
畠山鈴香の周辺の住民は、
この事件について決して多くを語らない。
 
その様子は、まるで『恐怖』によって統制されているかのようだ。

このような場合、まず間違いなく、
公安組織による箝口令が布かれていると見た方がよい。
 
事件の真相が明るみに出ると、
日本国の治安がおびやかされると、お上も判断したのだろう。
 
つまり、畠山鈴香の背後には、
それだけ強大な闇が広がっているのだともいえそうだ。
 
同じような気配が、林真須美の周囲にもただよっていた。
 
林真須美の場合、
単純なドラッグだけでなく、
そこには『毒物』や『保険金殺人』という、
闇社会における最悪最凶のタブーも見えかくれしていた。
 
『毒殺』というのは、闇組織にとって、
究極の権力行使だといっても過言ではない。
 
邪魔な人間は消してしまう……。
 
これこそが、闇の力の本質でもある。
 
そして、そこに『保険金』がからんでくる。
 
保険金殺人というのは、
もっとも手軽に多額のカネをかせぐ方法でもある。
 
それはさながら『錬金術』のようになものだ。
 
だが、罪深さも並大抵ではない……。
 
だからこそ、それほどの罪を一般人は犯そうとせず、
闇組織の専売特許にもなっている。
 
(闇組織は『殺しちゃってもOK』な人間しか、基本的には狙わない)
 
(一種の呪術だからね、こういうのは。
 失敗すると、組織自体がふっとぶから)
 
林真須美は、数名の人間を保険金のために毒殺していた……。
 
だが、おそらく彼女は、
闇組織の中でも下層に位置していたか、
それとも闇組織のコントロールが効かなくなったか、
いずれかだったのだろう。
 
それゆえ《日本の管理者》たちは、
林真須美を排除することを決定した。
 
そして実行されたのが、
あの『和歌山カレー事件』だったのではないか?
 
陰謀王子の妄想だと笑いたければ、笑えばいい。
 
だが、忘れてはならない。
 
日本の闇は、多重構造になっており、
一般人が想像もつかないような実体をもっている……。
 
その基本原理も『毒をもって毒を制す』という、
一般人の思考とはかけ離れたものだ。
 
人間というのは、生きているかぎり、
どうしても罪を犯してしまうようなところがある……。
 
その罪を目立たないように未然にコントロールするのが、
闇組織の役目でもあるのだろう。
 
コントロール不能になった存在が、
林真須美であり、畠山鈴香ではなかったのだろうか?
 


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